ゆっくりお墓まいりをして、甲陽園駅まで散歩するか、甲山に登るかまよっていたら、北山貯水池にセキレイがいた。
東京では水の中に入っているのを見たことがなかった。ここではじゃぶじゃぶと水に入って餌を探していた。
結局、登ることにした。
淡路島が見えた。頂上。
ずっと昔、山頂で儀式が行われていたらしい。
65年前、40年前には木が茂っていなくてぐるりが見渡せたが、木が育って、冬でないと見えにくい。大阪方面。
近くには現物が見当たらない。
数メートル離れたところにあったこれだろうか。
さて、ここからどこにでようかと迷って、仁川駅にした。65年前、小学生のころ、休みの日や学校から帰ってから駆け回った場所だ。40年前、家族で散歩した場所でもある。
ここに出た。昔はまだ建ってなかったがーーー。昔はたくさんいた魚達が展示されていた。川はずいぶん様変わりしたが、しぶとく生き残っていると聞いてうれしくなった。
当時なんべんも水槽で飼っていた。一番上のカワムツはすぐに死んでしまうが、ヨシノボリとドンコは長生きで、餌をやりが分かっていて、その時は泳ぎまわったりするのでかわいかった。
川原に出た。昔は川の上流に家がなく流れに栄養がなかったので、草が生えず、花崗岩が崩れた砂地がむき出しだった。現在はススキの原っぱになっている。この場所は昔とあまり変わらない。65年前には、魚釣り、魚とり、水遊びをした。もう少し下流の砂防提の滝壺で泳ぐ練習をした。
五ヶ池。この写真はフェンスの隙間から撮った、現在はフェンスに囲まれていて近づけない。昔はフェンスがなく自由に入れたので、向こう岸やその奥の岩の上でご飯をたべたり、遊んだりできて、たのしかった。
なんの足跡だろうか。散歩の犬のだろうか。
仁川駅そばの弁天池。
小2で甲東小に転校してきた当初、一緒に通学してくれた人の家が浮御堂のある家だ。もう一人、仁川薬局が家の人とも一緒だった。
真ん中に甲山が見えた。
この後、今日の宿の新阪急ホテルにもどった。
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