さそってもらったので、上長瀞駅近くにある埼玉県立自然の博物館に出かけた。講演会は13:00からだけど、目が覚めたので早く出て10:40に駅に着いた。この駅は雰囲気のいい所だったが、ここで降りたのはぼくだけしかも無人駅で誰もいない、少し不安になった。
秩父鉄道熊谷駅。こういう看板があると自撮りしたくなる。この前に来た時はSuicaが使えなかったが使えるようになっていた。途中駅で秩父鉄道名物の石灰石運搬車に出会った。
途中の道の草むらではキリギリスが「ぎーっちょん」とかしましく鳴いていた。姿を撮ろうと探し回ったが耄碌したので姿を見つけられなかった。
ラフティングの参加者がおおぜいいた。博物館前の道路で博物館のスタッフに出会ったので、2枚目の看板にあった「虎岩」への行き方を聞いた。「川原に降りたら見つかると思います。足元が悪いのでお気をつけて」と教えてもらった。行ってみたが案内看板は一つもなくて、よくわからなかった(看板は最近の洪水で流されたらしい)。後で、講演後の現地見学でわかったのだが、適当に撮った2枚下の写真がたまたま「虎岩」だった。
今年初めてでうれしかった。
一緒した友達がファンなので前から知っていたパレオちゃんに出会った。パレオパラドキシアと言う1500万年前ごろ、このあたりが海だった時に生息していた哺乳類。
1000万年前ごろのホホジロザメの祖先、カルカロドン・メガロドン。歯が多数このあたりで発見された。ホホジロザメの6mに対して、13mあるらしい。
でっかい口だ。こげ茶色の歯が発見された部分に該当。後の講演で話があったがパレオパラドキシアは浅い海やその続きの陸地で活動していたので、そこには来れないこのサメには食われていないらしい。クジラの標本にはこのサメに食いつかれた跡らしきものが展示されていた。小型のゾウもいたらしい。一緒にだった友達がここは前川國男の作品だと教えてくれたのであちこち撮った。
水飲み場も設計したらしい。どうりでシャレていると思った。
この後、その辺の屋外でパンのお昼ごはんを食べて講演会場へ。展示はもりだくさんあってたのしかったがそうそう撮れるものではなかった。ぼくの能力によってだがーーー。公演は13:00からで、岩石と鉱物が60分、化石が40分だった。岩石は知識不足で半分ぐらいはわからなかった。化石はやさしく解説されたせいもあってなんとかわかった。いずれにしろ、おもしろくて、ねむくなったりはしなかった。その後、見学へ。館内の化石見学は事前に見ていたこともあっておもしろかった。川原の岩石見学は虎岩の場所がわかって解説も聞くことが出来た。知識不足と小雨の中で足元が悪いのとでいまいちだった。虎岩。
長瀞の方には泊りがけで数回行ったことがあるがこちらは初めてだった、雰囲気にかなりの落差を感じた。日帰りには遠いのでしんどいけれど機会があれば付近をふくめて散歩したいなーと思った。
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