2017年7月25日火曜日

小網代の森散策と三浦氏の痕跡を辿る油壷FW7月23日(日)

東側の道路上から見おろした小網代の森。海(小網代湾)まで続く。
京急の三崎口駅に集合して、首記のフィールドワークに参加した。気持ちのいい里歩きだった。
駅から森の入口までは畑の横を歩く。
 オクラ。

スイカ。
 小網代の森にはいる。来たのは2回目だが、今回はNPO法人の方々の案内付きだ。
 東側の入口は支流の流れに沿っていて、ここで本流と合流する。向うから本流が流れて来る。
 支流は数本あって、この向こうからも流れて来て合流する。下流に向かうと、合流するごとに植生が変わっていく。

 この向こうからも支流が合流。
下流にはヤナギの仲間が多い。
 望遠で見えにくいが今日初めて出会ったカニ。アカテガニ?
 モンキアゲハ。上下の写真。蝶々がたくさん飛んでいたが止まらないのでなかなか撮れない。

 下流の平坦な所(湿原)に来るとアシの仲間が多くなる。
 シオカラトンボ。
キリギリス。鳴いてくれなかったがーーー。



 干潟に向かう。誰かが植えたカンナ。
 チゴガニ?鋏を振っていた。
 後ろから。

 テレ東塩田アナが撮影中だった。仲間二人がインタビュウを受けた。
 コメツキガニ?

この写真にはカニが4匹いる。
NPO法人の方々から書籍等販売品のPR。今日案内いただいた二人、一人はスリバチ仲間でもある。この場所でお昼ご飯。

 クマノミズキ。
 アゲハ。
 北条氏と伊達氏の扇子競演。
 オオバコ。
 ガマ。後ろはお昼ご飯を食べた場所。
 2cmのハナグモ?黄色できれいだった。
小網代の森を後にする。
 白髭神社。一般的には白髭神社はサルタヒコノミコト(猿田彦命)を祭神としているが、ここはナカツツオノミコト(中筒男命)を祭神としていた。海上安全の神で古事記、日本書紀で活躍する。
 小網代湾に浮かぶヨット。
 さっきカニを眺めていた場所を遠望。
 マリンパークのある半島の一帯が新井城址だった。まったく知らなかった。一昨年、来た時はマリンパークで遊んだが、今日はトイレ休憩で入場はしなかった。

 海岸線を上ったり下ったり。
 マリンパーク手前の尾根道(現在の道路)に城直前の引き橋が架かっていたらしい。そこから南側の新井浜(海水浴場)へ下る。片側が急な崖、反対側は土塁が続いていた、当時は我々が下っている道はなかったので、急な崖の上に土塁があったことになる。城側は現在東大の施設だ、すごく古びていた、こんなんで研究できるのだろうか。
この東大施設内の空堀跡。

説明看板があった。
 まず、新井浜に下りて休憩。海水浴場だ。

 元の所へ引き返す途中。油壷湾。
尾根にある道路に出て、国土地理院油壷験潮場まで再び下る。


引き返す途中の崖で、仲間がアカテガニをおびき出してくれた。

穴に戻って行った。この後、三崎口駅方向に歩く。
 トウガン。おいしそうだ。

庚申塔など。
 義士塚。4人分4塚あったらしいのだが現存するのは2塚。
すぐ近くにもう一つある。北条氏と三浦氏の戦いに関連した武士たちの悲劇的な塚と言われている。
 北西の方向。海が見える。
 一つ目の塚を反対側から見る。
北西方向。
 新井城から離れた所にあったもう一つの引き橋の説明板。
 さきほどの小網代の森の入口付近からバスで三崎口駅に戻った。
今日の企画・案内者のお二人。感謝感謝だ。
 三崎口駅。
 今日は懇親会にも参加したので、隣の三浦海岸駅に移動。

 懇親会の後、三浦海岸駅で。

 新型の自動扉を試験中らしい。フォームほんの一部にだけ設置。
暗くなった帰りがけに気がついたのだが時刻表等の看板が光ってきれいだった。

たのしい一日だった。

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