さそってもらって、「街並み、地形、その他各人の興味対象を見て、楽しむ」をしに出かけた。総勢8人だ。
出発は鴻巣駅から。花火と雛人形が名物らしい。旧中山道の鴻巣宿、ずっと以前に中山道歩きの時に通ったがなにも覚えていない。
ここからバスで騎西1丁目バス停へ。
まず、騎西地区を歩く。地価が安い所では、住宅街でも空き地を太陽光発電に使うことが普及し始めているようだ。
玉敷神社。
古い家や街並みが残っている。
間口よりも奥行きが長い街道沿い独特の建て方。
この辺りの名物造酒屋さん。玉敷神社に樽が奉納っされていたお酒だ。
酒蔵の隣の売店を見に行った。
ぼくはだいぶん前からアルコールは飲まないことにしているが、地酒を見るとおいしそうだなーと思い、また、お約束通りおかみさん?が話し上手なこともあって、300㎖だけど風変わりな高級品そうなやつを買った。帰ってから飲んだらおいしかった、しばらくはいろんな地酒をたのしむことになりそうだ。仲間は呑み助なので、「重いだろうなー」とか言いながら720㎖の新酒を買っていた。
キンモクセイの香りがあちこちでただよっていた。
騎西城跡でお昼ごはん。持って行った菓子パンとアンパンに配ってもらった各人持参のお菓子を食べた。外で食べるとおいしい。
お堀の跡だろうか。
この建物は資料館、残念ながら、休館だった。このお城は室町時代から江戸時代と続いたらしいが、建屋はこういう風なものではなくて、中世に一般的だったお屋敷だったと思われる。
土塁跡。
加須市指定史跡。騎西城のバス停から乗って、加須駅前のバス停に向かった。乗りしなにギンモクセイの香りが素敵だった。
加須地域は鯉のぼりづくり(職人芸としての)で有名らしい。
古いお家の戦前のものと思われる板硝子。フルコール法とかコルバーンっ法とかの時代。写っているものがベラベラとした感じになっている。
上中央と下中央右に欠点がある。この時代にはOKだった欠点。
1600年ぐらいまで利根川の大きい分流だったが治水のために締め切られた後の流れである会の川沿いに微地形や暗渠を見ながら歩く。この分野はよくわからないので周りをキョロキョロしておもしろいものはないかなーと歩いた。
型板硝子が多く見つかった。古い家が多い。
キンモクセイ。
川沿いの一画には遊郭だったらしいところもあった。この家の2階庇下には高級品の模様硝子がはまっていた。
なかなかのものだと思う。
町中にもどった。
竹細工をたくさん売っていたお店。
こういう古い看板があちこちにある。
このお家の左中央の窓に型板硝子がはまっていた。
この型板硝子。
この倉庫?と同じ敷地内の工場にも下の写真の型板硝子がはまっていた。
ぼくはじめ大半の人が疲れたので神社で一息入れる。
駅までもう一息。
廃業した銭湯の入り口にも型板硝子。
ときわ湯さん。写真の下真ん中に入り口が写っている。
帰りは加須駅から乗った。
この地域の風変わりなお饅頭2種類を歩きながらさがしたが、「塩あんびん」という砂糖を使わず塩と小豆餡で作ったものは手にはいらなかった。買えたのは写真の「いがまんじゅう」というもので、上用饅頭を赤飯で包んだものだ。おいしかった。