2020年1月2日木曜日

伏見稲荷大社12月30日(月)

阪神間の帰りには、富士山本宮浅間神社または薩埵峠または富士川河口から富士山を見たかったのだが、雨の予報だったので、旅行に出る前に、前から行きたいと思っていた伏見稲荷に行くことにしていた。
 JR奈良線の稲荷駅を降りたら真ん前が伏見稲荷大社だった。

 かっこいい狐像だ。
雨なのに外国人を中心に結構な人出だ。初詣の準備で屋台、露店も準備に忙しそうだった。

境内社の一つ。舎人親王は日本書紀ゆかりの人。
 建物も整っていて、立派な神社だ。



 30年ぐらい前、京都工場勤務時代に恒例の工場幹部の初詣で、バスをしたてて来た時には工場を代表してここで玉串を奉納した。みんなはまわりで適当に見てればいいのだが、代表者はこの板の間に正座して、巫女さんんが舞を奉納してから玉串を捧げる。寒いやら足が痺れるやらで大変だった。


 拝殿の後ろから裏の稲荷山に向かう。この先に行くのは初めて。
 狐はいなりの大神の眷属なので、たくさんの像がある。



 金網に囲まれているなーとよく見たら木像だった。




 いよいよ写真やテレビで見かける朱の鳥居が連なっているところに到着。外国人だらけ。






 初めのころは本降りでも横道にそれて、はずれの祠におまいりする余裕があった。
そこらじゅうに祠があるので、ちょこまかと出入りした。


どんどん登って行く、本降りのなか足もとがわるいので、気疲れしてきた。

だんだんと人は少なくなってきた。
横道にはいると人はいない。 だんだんと異界にはいって行くような気分になる。人によって感じ方は違うのだろうが、ぼくは見守られているような、ほっとするような気持になった。同時にもう元の世界には戻れないのではと言うような感じもあった。「夏目友人帳」とか「犬夜叉」とかそういう風なアニメの見すぎかもしれないーーー。













雨で足元の悪いなか着物の人とその彼氏がいた。がっつがある。中国の人か韓国の人と思われる。
町の方が見えるのだが雨でよくわからない。



さっきの人がもどって来たので、写真を撮らせてもらった。あいそよく応じてくれた。

 この祠の奥にもなにかおもしろそうなところがありそうだったが雨がひどくてころびそうなのでやめておいた。

 行ってみたいなーと後ろ髪を引かれたがーーー。




 奥宮らしきところに到着。ぱらぱらと人はいた。




 雨が本降りでジャンパーはびしょ濡れ、リュックも中までびしょぬれ、ただ中身は一つずつビニール袋にいれていたので大丈夫だった。




 下りになる。体力的には楽だがいっそうすべらないように気をくばらないといけなくなる。









 雨が弱まって来た。
左の道から上って、右の道から下ってきた。




足腰に霊験のある不動明王らしいのでロウソクをあげておまいり。不動明王で神社というところがうれしかった。

 入口のセメントに猫?の足跡があるのもうれしい。






 通る人みんなに愛嬌をふりまいていた。ぼくにもすりすりしてくれたし、撫でさせてくれた。



 ここは拝殿の近く。もどってきた。雨が小降りになった。この人は言葉からすると中国の人。よく似合っている、カメラマンを連れていた。



3時間のハイキングだった。いつかもう一度この雰囲気をゆっくり体感したい。
この後、京都駅から新幹線に乗り東京に帰った。反対方向なのでがらすきだった。

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