2018年12月24日月曜日

八王子の街歩き12月22日(土)

多摩武蔵野スリバチ学会の「千人同心と小宮公園」に参加して、街歩きをたのしんだ。

 八王子駅前の本屋さんの谷内六郎の絵。


 メイン通り。
おともだちが名物のおまんじゅうをくれた。おいしかった。
 一瞬、「これはなんだ!」と思った。
このお店のポスター。
 八幡八雲神社。

 誇り高い「東国武士団」の一つ。
お正月の用意をしていた。
カリン。八王子にはカリンを庭木にしているお家が多かった。
 用水路に架かっていたいた橋の跡。

絹のおかげで繁栄していた八王子には大きな遊郭があったらしい。明治30年の大火で、この田町に移転してきた。その跡地がこのあたりらしい。メイン通りがすごく広い。
 用途はもちろん変わっているが建物はいくつか残っている。


このほかにもそれらしい建物は数軒あった。
浅川を渡って、丘に上る。




かなり急な坂道だ。
 超有名な歌手の大邸宅。

 丘の上の小宮公園を散策。雑木林が保全されている。都立の公園で25万㎡とかなりの広さだ。



弁天池のアオサギ。「たくさんで来やがって、えさが逃げちまうじゃないか」と言っているように感じた。
駅方向に帰る。
 永福稲荷神社。

境内の庚申塔。気のせいかお腹のへんがぽっちゃりしている。

木は残っていない。水筒がちょこんと置いてあるのが印象に残った。忘れ物とおもうがーーー。
まわりは小公園になっている。うれしくなって、さっそく乗って撮影。
 駅近くの子安神社。




 手ぬぐいがぴんとしているのが印象的。小さい頃、祖夫母の家に行くと昔風の広い御便所の手ふきが糊のきいた日本手ぬぐいで、手を拭いた後、必死にピンピンに直したのを思い出して、笑ってしまった。
八王子には双体道祖神が多い。そんなに古いわけではないのだがーーー。長野、諏訪のあたりにも多かった。

この後、さそってもらって、神社近くの中華で数人でがやがやと昼食。今日は根暗な買い食い一人昼食にならずにすんだ。

昼からは、千人同心に関連した史跡を見て回る、お墓、事績の説明板、屋敷のあった地域(屋敷はなかったが)などだ:



 境内の庚申塔。これもぽっちゃり型だ。

郷土資料館に展示されていた、双体道祖神。
 踏切の遮断機の棒が太い。このあたりの人は運転が荒っぽいのだろうか?
みんなで乗っかって、上機嫌。
 産千代稲荷神社。武田家→徳川家康と仕えた大久保石見守長安の陣屋跡らしい。
 おきつねさまが女性ぽく、やさしい。

「裁判所踏切」だ。この猫の注意書きはいっぱいあった。
武田家の家臣から転身した千人同心たちに慕われた武田家のお姫様のお墓がある。

八王子追分の甲州道中とあんげ道の道標。
あんげ道は陣馬山のふもとにあった案下村(現、八王子市上恩方村)を経由して、上野原あたりで甲州道中に合流する甲州脇街道のことらしい。
道路側は「千人町」。
陣馬街道=あんげ道。

千人同心の屋敷跡地(屋敷跡は残っていない)を通って宗格院に向かう:

宗格院境内の石見土手。江戸時代初期に大久保長安が浅川氾濫対策として築いた堤防の一部が残っている。このお寺には千人同心の大将のお墓がある。
南浅川の岩盤上のメタセコイヤの化石。
望遠で。

この後、西八王子駅で解散。ぼくは懇親会には出ないで、帰った。

たのしい街歩きだった。

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