2019年4月11日木曜日

鎌ヶ谷市(千葉県)の里歩き4月6日(土)

千葉スリバチ学会の催しに参加した。新京成線鎌ヶ谷大仏駅に集合、東武野田線鎌ヶ谷駅で解散だった。まったくなじみのない場所だったので、おもしろかった。
 江戸時代中頃に、この地の富豪が先祖の供養のために鋳造させたもの。

 鎌ヶ谷八幡神社。
 付近の石造物を集めたと思われるものと定期的に建てて百個集まったものとがあるらしい。
この形式は百庚申と言われて、定期的に建てたものらしい。

 文字の庚申塔が多い。
 青面金剛像のものもあるが、保存状態はよくない。どうしてこうなったのだろうか、きのどくな感じだ。



道標として機能していたものもあった。
 鎌ヶ谷宿の旅籠だったお宅。面影は十分残っていた。
梨園があちこちにあった。街中の庭的な梨園も多い。
 鎌ヶ谷市は台地の上の部分が多い。ここは台地に深く切れ込んだ小さい谷戸の部分。

 南北の崖際に湧水があった。

湧水部分の一つ。
スミレ。

クレソン。
 丘の上に戻った。ウラシマソウ、上下の写真。



今日の収穫。
鎌ヶ谷市郷土資料館へ。


 初富稲荷神社。参道を道路と電車の高架がよこぎっている。
 大木が数本ある感じのいい境内だった。明治初めに、開墾入植者が京都伏見稲荷から勧請した。
境内にあっためずらしい石造物。ネットで調べてみたがわからず。子孫繁栄とか子供の成長を願うとか、で奉納されたのだろうか。
 ところどころに江戸幕府の牧の土手の跡が残っていた。この地方は江戸時代に幕府の軍馬の放牧場が設置されていて、1000頭もの馬が自然放牧されていたらしい。当時はこの地方が日本一だったらしい。
セイヨウタンポポ。



放牧されている馬の一部を追い込んで、周りの土手の上から品定めする施設の跡。結構高く土手が丸く囲んでいる。
外側から。
貝柄山公園。長く、大きく食い込んでいる谷の谷戸部分が公園になっていた。



根性のあるスミレ。
郷土資料館に展示のあった中沢貝塚、台地の上にあって立入禁止として保護されていた。

 ふたたびさっきの公園の続きの谷に下りて、延々とファイターズスタジアム(二軍の本拠地で練習場)へ向かう。
 虫取りには絶好の場所。
 梨園もあった。
 スタジアムに到着。

 立派な市施設だ。
反対側の丘。ここを越えて、野田線鎌ヶ谷駅に向かう。
丘の上の神社。
 梨畑が続く。
根元には藁を敷いていた。

用意された藁のたば。

丘の上を結構歩いて、駅で解散。ぼくは懇親会には出ずに帰った。天気が良くて、たのしく歩けた。稲垣会長、みなさん、ありがとうございました。

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