2018年10月25日木曜日

西荻窪・善福寺公園周辺の街歩き10月23日(火)

朝日カルチャーセンターの「東京山の手の階段と街を訪ねる」の10月分に参加した。
JR西荻窪駅に集合して、出発。この像は「せんとくん」の作者、藪内佐斗司の作品。六つの像がこの周辺にある。
 岡山県高梁市出身の弓道家の旧宅兼弓道場。亡くなった後、高梁市に寄付されて弓道場および高梁市のアンテナショップとして運用されている。

 住宅地化される予定だったが付近住民のケヤキの大木保存運動で杉並区が4億円で買い上げて公園とした。ケヤキの大木は杉並区貴重木として、管理されている。ここから4枚の写真。



 すぐ隣の井荻公園。ここもケヤキの大木が多い。善福寺川の谷の斜面地を利用した公園。
公園内にも作品があった。
 善福寺川沿い歩道にあった説明看板。
川底に湧水が見えるように工夫されていた。真ん中の円い場所から水が湧き出ていた。擁壁下の2か所の排水管からもかなりの量が流れ出ていた。
 荻窪中学校前の道端の作品。今日は六つのうち三つを見物。
明治から昭和にかけて活躍した地元篤志家が建てた会館、現在は催し物に使われている。この方は西荻駅北西部の区画整理(道路の整理等)で活躍した、そのおかげで、このあたりが良質の住宅地として残っている。
 東京女子大。建物はライトの弟子、アントニン・レーモンンドの設計。プロテスタント系の大学。




 大正時代末に開かれた同潤会の住宅地にはいった。当初の住宅の面影が残る家。
 屋根の形が独特ということだった。
 外環道は大深度地下に作られているがインターチェンジは地表になる。
 同潤会住宅地の特徴の一つ、桜並木。
これも特徴の一つ。四つ辻に商店、集会場のある風景。昔はこの四つ辻でお祭りなど催しをしたらしい。
近くにもう一ヶ所の同潤会住宅地がある。さっきのものより敷地面積が大きい。古い建物はこれ一軒ぐらいらしい。古いままで借り手を募集しているとのことだが応募者はないらしい。
井草八幡宮。大きい神社だ。鳥居の先で5年ごとに流鏑馬が催されるので、地面は土のままだった。




 結婚式が行われていた。
 ひさしぶりにウドが食べたくなった。
 さきほどの地元篤志家主導よる土地区画整理事業の説明看板。
こちらはその記念碑。八幡宮の正門横にある。
 善福寺公園の北半分を歩いた。遅野井の滝、昔はここからも湧水が流れていたらしい、現在は汲み上げのようだ。池底からの湧水量は多いらしい。限定的な使用だけれど東京都水道局の汲み上げ井戸として水源になっている。
 パチンコ長者のお宅らしい。
善福寺稲荷神社。隣の家が気になるーーー。
 江戸の六上水の一つ。現在は役目を終えて、下水高度処理水が流れている。もう少し先からは暗渠となる。


 千川上水と上石神井立野の石造物の説明看板。
 庚申塔。
供養塔。

この後、西武上石神井駅で解散した。説明を聞きながら、わいわいがやがやとたのしく歩いた。先生、みなさん、ありがとうございました。

付録、今日の古い型板ガラス:
同潤会の住宅地でいくつか見つけた。
 クローバー、1967年、2ミリ、4ミリ、旭硝子。
 わかば、1967年、2ミリ、4ミリ、日本板硝子。
 からたち、1966年、2ミリ、4ミリ、6ミリ、日本板硝子。
  クローバー、1967年、2ミリ、4ミリ、旭硝子。
こと、1969年、4ミリ、日本板硝子。

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