2023年9月21日木曜日

防衛省見学9月19日(火)

 早稲田オープンカレッジで文化人類学(民俗学)関連の講座を時々受講している加原先生にさそっていただいて、参加した。われわれのグループは総勢8人だった。

13:10受付。親切な案内で見学開始。敷地は丘の斜面なので傾斜がある。


まず、旧大本営地下壕から見学。


天井から水滴がおちていたり、床が濡れていたりしていた。涼しいが湿度は高い。
けっこう広く感じられた。
上下の写真は換気口跡。地上部までの配管が曲がっていたり、地上部口には石灯籠がおかれていたりしていたらしい。


風呂や蒸気を使った調理施設があった場所らしい。
東京のすぐ近くの海上までアメリカ軍が来て、ここに籠って指令をだしていたようだ。「これでは絶対に負ける」とは考えずに多大な犠牲を出しながら戦っていたのだろうか。
市ヶ谷記念館見学。戦前から使われていた建物を取り壊して建て替える際に、記念になる部分を集めて建てた記念館。元通りに再現するために多大な努力をしたらしい。1998年完成。

旧陸軍士官学校の大講堂を復元した部屋。戦後、極東裁判にも使われた。戦争中の資料や極東裁判の資料がたくさん展示されている。
正面が玉座。
中二階から見た玉座。
1970年に三島由紀夫が檄を飛ばしたベランダ(当時は元の建物の時代)。
ドアーの前あたりで三島由紀夫が自決した。
なぜ、インドネシアの剣が飾ってあるのだろうと思った。下の銅像はインドネシアから寄贈されたインドネシアの将軍の像。それで納得。日本とインドネシアはこういうところでも繋がっていた。
旧日本軍で軍事訓練を受けてオランダからの独立戦争の指揮を執った。独立後の初代将軍で、インドネシアの英雄らしい。

最後に厚生棟で自衛隊についての説明を聞く。入口に赤い旗があったので何であるのか聞いたら、熱中症注意の旗だった。労務関係の仕事が長かったので、赤旗があると気になってしまう。
説明の後、映像ソフトを使った進化型顔はめ看板があって、案内のおねえさんにすすめられて撮ってみた。看板の前に立って自分のスマホで撮るのだが難しい、手伝ってもらってやっと完成。

良く写っている方をトリミングした。
帰りがけ、大臣が交代して式典があったらしく、儀仗隊が帰るところに遭遇。かっこよかった。



案内が親切で、興味を引くものも多くて、たのしかった。

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